インフレータブルSUPの実際のところ

2024-06-26

空気でふくらませるタイプのインフレータブルSUPボード
お手軽で安いこともあり人気ですが、実際に使うとなった時には先に知っておいたほうが良いこともあります。
私自身が使用している中で気付いたことを中心に、インフレータブルSUPを選ぶならば知っておいてほしいことをご紹介します。

インフレータブルSUPボードのメリット

まずはインフレータブルのメリット
想像つく所も多いと思いますが、実際私自身も感じているメリットは下記です。

持ち運びができる
インフレータブルSUPは空気を抜けばクルクルっと丸めることができますので、持ち運ぶことができます。
私の場合、自宅から海まで専用のバッグに入れて背中に背負って自転車で行っていますw
ハードボード(インフレータブルではないボード)の場合、自転車に専用のキャリーを付けて
運ぶ必要がありますので、バッグに背負っていけるインフレータブルは持ち運びやすいと言えると思います。
もちろん車に積むのも簡単なので、遠くの海や、湖なんか行くにも便利ですよね!

収納しやすい(ハードタイプに比べて)
クルクルと丸めることができるため、当然ですがハードタイプのものに比べて小さくなります。
また、専用のバッグが付いていることが多いためパドルや空気入れと一緒に収納することができ、
自宅に保管するにも場所を取りません。

お値段が安い(ハードタイプに比べて)
インフレータブルタイプは構造・素材上、ハードタイプに比べて安価なものが多いです。
実際、有名メーカーのものでなければAmazonなら3~4万円で新品のボードを買うことができます。

軽くて持ちやすい(ハードタイプに比べて)
空気でふくらませる構造なのでハードタイプに比べれば軽いと言えます。
入水するまではボードを運ばなければならないのですが、
SUPはパドルがあるため基本的には片手でボードを持つことになります。
SUPはどのボードも中心部分に持ち手(指をかける穴が空いている or 取っ手が付いている)があるので
ここを持って歩くことになります。
インフレータブルは比較的軽いため、女性でも持ちやすいと言えるかもしれません。

インフレータブルSUPのデメリット

と、ここまでメリットを書きましたが、これはどのサイトでも書かれていることだと思います。
ここからは実際に使用している中でのデメリットや注意点もご紹介したいと思います。

空気を入れなければならない
これはインフレータブルの特徴でもあり、当たり前のことでもあるのですが、
知っておいてほしい(一番覚悟しておいてほしい)ことです。
空気を入れること自体は自転車のそれと同様なので難しい作業ではありませんが、
正直大変しんどい作業です。
現地について漕ぎ出すまではほぼほぼこの「空気入れ」の作業になるのですが、この10~15分は実質筋トレです。
インフレータブルボードにはそれぞれ最適な空気圧(○○PSI)が示されているので、
この空気圧になるまでひたすらポンプをシュコシュコしなければなりません。
もう腕パンパンです…w
これを筋トレやアップの一環として前向きに捕らえられる方は良いと思いますが、
自身のない方は電動の空気入れも検討したほうが良いと思います。

私自身は空気入れ作業を諦め…、電動ポンプを買いました!
スイッチ入れたら数分で終わるし、インフレート(空気入れ)とデフレート(空気抜き)両方ができるスグレモノ!
注意点としては音の大きさかな…w(外なら良いけど、家の中ではオススメできない音量)
私がSUP用の電動ポンプを買った際のポイントは下記ページでまとめています!

傷や経年劣化で空気漏れの可能性がある
とても丈夫に作られているとは言え、空気でふくらませる浮き輪のようなものなので、
座礁や引っ掻きなどによる損傷があれば、空気が漏れる心配があります。
よほどひどい扱いをしなければとは思いますが、例えばSUPフィッシングをする人などは
釣り針による損傷などに気をつけるべきだと思います。

収納や持ち運びはやっぱり大変
ハードタイプに比べれば、収納や持ち運びが簡単とは書きましたが、
とは言え、人一人が乗っても問題ない丈夫なボードですからしっかりした作りになっています。
そこにプラスしてパドルや空気入れがあるわけなので、専用バッグに入るとは言えなかなかの重量とサイズになります。
私の場合は一軒家のため玄関先に置いていますが、場所は取りますね…w
ですので、「小さくて収納が簡単~!」「かる~い」とは言いません。
あくまでハードタイプに比べれば、という枕詞がつくものになります。
実際、一式詰め込んだバッグを担いで自転車で海まで行く道のりは、結構な負担にはなりますよw
女性だったら大変だろうなぁと思います。

とまぁデメリットを目立たせるような書き方をしてしまいましたが、
何度も繰り返す通り、ハードタイプに比べたらそのメリットは大きいですので、
特に初心者のかたはインフレータブルから手を出してみるのが良いのではと思っています。

インフレータブルボードのおすすめはこちらのページに記載しておきますので、
よかったら参考にしてください。
また、Amazonで売っている格安のSUPはどうなの?中古品はどう?という疑問にも私なりにお答えしているので、
こちらもぜひ御覧くださいね。